日本の台所はひとつではない
日本の料理は地域や家庭によって違い、名前の違う近い親戚のような料理もたくさんあります。このシリーズでは、日本の調査、規格、地域の資料をもとに、その違いを説明します。
英語のレシピの「唐揚げ」は竜田揚げ? 片栗粉と二度揚げの誤解英語圏のレシピでは「片栗粉をまぶして二度揚げ」が唐揚げの定義のように書かれることがあります。辞書や日本唐揚協会、農林水産省の資料で、唐揚げ・竜田揚げ・ザンギの線引きを確かめます。
英語圏の「すき焼きソース」は割り下:関東風と関西風を資料で確かめる英語圏のすき焼きのレシピは、たいてい「すき焼きソース」を合わせて煮るところから始まります。それは関東風の割り下です。キッコーマンの調査、農林水産省の資料、アメリカの生卵の注意点をもとに整理します。
九州の甘い醤油は「出島の砂糖」のおかげか:英語圏の通説と日本の研究英語圏では九州の甘い醤油を、長崎の砂糖貿易で説明し、インドネシアのケチャップマニスと同じ「sweet soy sauce」と呼びます。ラベルの中身と、甘くなった時期を日本の研究で確かめます。